理由1:「聞かれて答える」練習が少なかった

英語を読んだり聞いたりして分かることと、自分で言えることは、別の力です。英文を理解する練習をたくさんしても、口に出して答える練習をしていなければ、とっさに言葉は出てきません。

理由2:日本語で文を作ってから訳そうとする

頭の中で日本語の文を作り、それを英語に訳してから話そうとすると、どうしても時間がかかります。そのあいだに会話は先に進み、「何か言わなきゃ」と焦って、さらに言葉が出なくなります。英語では、One week.(1週間です)や At a hotel.(ホテルです)のような短い答えでも十分に伝わります。

理由3:間違いを気にして黙ってしまう

文法の間違いを気にしすぎて、黙ってしまう人は少なくありません。でも、会話の相手が気にしているのは、文法が正しいかどうかより、言いたいことが伝わるかどうかです。Ten day. のように s が抜けても、期間はちゃんと伝わります。

理由4:カタカナ発音で通じなかった経験がある

一度通じなかった経験があると、話すのが怖くなります。通じにくくなる原因になりやすい音は、l と r、th、v と b、カタカナ英語で入りがちな余分な母音など、ある程度決まっています。全部を直す必要はなく、つまずきやすい音だけ押さえれば、通じる場面は増えていきます。

話せるようになるためにできること

話せるようになるには、聞かれた質問に短い英語で声に出して答える練習を、毎日少しずつ続けるのが近道です。

  • よく聞かれる質問を、場面ごとに知っておく(場面別の英会話)
  • 単語ひとつや短い文で答えていい、と決めておく
  • 聞き取れなかったら、Sorry? Could you say that again?(すみません、もう一度言ってもらえますか?)と聞き返す
  • 言えなかったことを、数日後の練習でもう一度言ってみる

CiaoSpeak の「話す」タブでは、語学カフェや駅、海外のホテルなどの場面で、相手が英語でひとつ質問してきます。マイクをタップして答え、相手に伝われば「伝わりました」と表示されます。伝わりにくいときは、直すポイントをひとつだけ日本語で示し、もっと短く自然な言い方も教えてくれます。

よくある質問

英語が聞き取れるのに話せないのはなぜですか?

聞いて理解する力と、自分で言う力は別の力だからです。聞き取りの練習を重ねても、口に出して答える練習が少なければ、とっさに言葉は出てきません。短い答えを声に出す練習を続けると、少しずつ言えるようになります。

英語が話せないのは、単語力が足りないからですか?

単語が足りないこともありますが、それだけが理由とは限りません。中学で習う単語だけでも、日常の短い受け答えの多くはできます。知っている単語を口に出して使う練習が足りていない場合も少なくありません。