ステップ1:完璧な文ではなく、短い答えから始める

英会話の最初の目標は、聞かれたことに短く答えられるようになることです。たとえば (お仕事は何ですか?)と聞かれたら (会社で働いています)、How long are you staying?(どのくらい滞在しますか?)なら One week.(1週間です)。これだけで会話は前に進みます。

日本語で文を組み立ててから英語に訳そうとすると、時間がかかって言葉が出てこなくなります。英語では、主語と動詞だけの短い文や、単語ひとつの答えで十分に伝わる場面がたくさんあります。

ステップ2:自分が英語を使う場面を1つ決める

何から練習するか迷ったら、自分が実際に英語を使いそうな場面を1つ決めましょう。海外旅行なら入国審査やホテル、仕事なら会議の前の雑談や自己紹介、日本にいるなら道をたずねてくる観光客との会話です。

場面が決まると、聞かれる質問と覚える表現がぐっと絞られます。「英語全部」ではなく「この場面の5つの質問」なら、今日から練習を始められます。

ステップ3:日本人がつまずきやすい発音だけ先に押さえる

発音は、全部をネイティブのようにする必要はありません。ただ、l と r、th、v と b、カタカナ英語で入りがちな余分な母音(desk を「デスク」と読むなど)は通じにくくなる原因になりやすいので、最初に一度まとめて練習しておくと安心です。

ステップ4:中学英語の文の形を、口に出して使う

文法は、中学で習った基本の形で十分です。I'm …(私は〜です)、I like …(〜が好きです)、Can I …?(〜してもいいですか?)、Could I have …?(〜をいただけますか?)。新しい文法を覚えるより、知っている形を声に出して使えるようにするほうが、話せるようになる近道です。

ステップ5:毎日5分、声に出す

英会話は、週末にまとめて長時間やるより、毎日少しずつ声に出すほうが続けやすくなります。通勤中や寝る前の5分でもかまいません。言えなかった表現は、数日あけてもう一度練習すると身につきやすくなります。

独学で英会話を始めるときに使えるもの

独学でも、話す練習はできます。CiaoSpeak の英語コースでは、発音の基礎から CEFR B1(日常会話や仕事の基本的なやりとりができるレベル)まで、日本語の解説つきのレッスンで進めます。「話す」タブでは、リアルな場面で相手が英語でひとつ質問してきます。声で答えると、相手に伝わったかどうかが分かります。レッスンはすべて無料です。

自分のレベルが分からないときは、英語レベル診断(無料・20問)で、今の CEFR レベルの目安を確かめてから始めるのもおすすめです。

よくある質問

英会話は単語を覚えてから始めるべきですか?

いいえ。単語を覚えることと話す練習は、同時に進めて大丈夫です。中学で習った単語だけでも、短い答えならたくさん言えます。新しい単語は、使う場面と一緒に覚えると忘れにくくなります。

英会話は独学でも話せるようになりますか?

短い受け答えなら、独学でも十分練習できます。大事なのは、読んだり聞いたりするだけでなく、自分の声で答える練習をすることです。人と話す練習がしたくなったら、オンライン英会話などを組み合わせる方法もあります。